オットー・ランクとは|ランク理論

オットー・ランク|人物紹介

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オットー・ランクとは

オットー・ランク(Otto Rank)は、オーストリア・ウィーン出身の精神分析家。医師以外で初めて精神分析家になった人物。フロイトの愛弟子として約20年共に活動するが、後にフロイトとは決別する。

  • 1884年~1939年
  • フロイトの愛弟子
  • フロイトの勧めで哲学を学ぶ
  • 非医師の精神分析家
  • ウィーン精神分析協会の秘書役
  • 出産外傷説を提唱

ランクの生涯

1884年:ウィーンでユダヤ系の家庭に生まれる

1905年:フロイトに傾倒。アドラーを介してフロイトと出会う

1905年:フロイトと出会って約20年間、彼の右腕として尽力する

1906年:水曜会(ウィーン精神分析協会)の秘書を務める

1912年:フロイトの勧めと援助を得てウイーン大学の哲学博士号を取得

1912年:ザックスらと雑誌「イマゴー(Imago)」を創刊

1914年:この頃からフロイトの出版物の共著者となる

1916年:第一次世界大戦ではポーランドで軍隊新聞の編集者を務める

1919年:ウィーンに戻る

1924年:出産外傷説を発表し出版する

1924年:出産外傷説がコンプレックス理論に反すると批判を受ける

1926年:フロイトと決別しウィーンを去りパリに移住

1926年~:活動拠点をフランス、アメリカに移し精神分析を広めた

1939年:ニューヨークで生涯を終える

ランクの主な著作

『The Artist』1907年

『The Myth of the Birth of the Hero』1909年

『The Lohengrin Saga』1911年

『The Incest Theme in Literature and Legend』1912年

『The Significance of Psychoanalysis for the Human Sciences』1913年

『The Interpretation of Dreams eds』1914年

『The Trauma of Birth』1924年

『The Double』1925年

『Truth and Reality』1929年

『Will Therapy』1930年

『Psychology and the Soul』1930年

『Art and Artist』1932年

『Modern Education』1933年

『Beyond Psychology』1941年


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