産業カウンセラーとは

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産業カウンセラーとは

  • 一般社団法人日本産業カウンセラー協会が認定する民間資格
  • 有資格者数:約40,000名(2010年)
  • 認定開始:1992年
  • 平均年収:不明(産業カウンセラー資格で就ける仕事はほぼない)
  • 協会HP:http://www.counselor.or.jp/

働く人とその家族を心理学を用いて援助することを目的にした資格

日本産業カウンセラー協会が定める資格には他に上級資格の「シニア産業カウンセラー」と「キャリア・コンサルタント」がある。

産業カウンセラー資格の特徴

産業カウンセラー資格の取得を目指す人の多くが在職しており、受験者には、医療職や福祉関係者・企業の管理職や人事労務担当者が多い。

個人のスキルアップやキャリアアップ、企業や事業場においてのメンタルヘルス対策人間関係の改善組織力の向上に対する有益性が評価されている。

知名度の高い資格ではあるが、産業カウンセラー有資格者を心理職などとして募集している企業はほとんどない。しかし、産業カウンセラー有資格者を評価している企業は多い

合格率60%以上で試験の難易度は低め、養成講座を修了すれば受験資格を得ることができるため取得しやすい資格である。

産業カウンセラーの資格試験

【受験資格】

  • 1.大学で心理学に関する学部を卒業した者(必須科目あり)
  • 2.協会がおこなう養成講座を終了した者(学歴不問)

【試験】

  • 学科試験(毎年1月)→マークシート
  • 実技試験(毎年1月~2月)→カウンセリングのロールプレイ

合格率:60%以上

養成講座

【通学制】

  • 受講期間:4月~11月
  • →土曜コース・日曜コース・平日(昼・夜間)コース
  • 費用:226,800円

【通信制】

  • 受講期間:11月~翌年10月
  • ※16日間の実習出席が必要
  • 費用:205,200円

演習では徹底して「傾聴」技法(カウンセリング演習)を学ぶ。

※演習の評価で実技試験免除制度あり

受講料は20万円以上と高額だが受講者の評価は高い。

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